165億円の資産を築いた社長の愛読書 ①社員100人までの会社の社長の仕事
2025.1.5
かれこれ15年前から「ひまわりの会」という経営者の集まりに参加しています。毎月1回勉強会をしたのちに懇親会を行っているのですが、毎回、ほぼ全員が参加します。現在、会員は12名、63歳が最年少で、82歳が最高齢です。以前は、20名以上いらっしゃったのですが、ひとりひとりと、参加できなくなったり他界したりしました。
さて、ひまわりの会の中で最も成功(資産金額ベース)された社長が勉強会の担当となった時に紹介された書物の一部を数回に分けてご紹介します。
先日の勉強会で「社員100人までの会社の社長の仕事」古田土会計の古田土満さんの書籍の一部を紹介されました。筆者は、ユーチューブで古田土会計の方々のチャネルで勉強させていただいているのですが、まさか、大成功した社長と同じ情報ソースとは、大変に光栄なことです。ここでは、大成功された社長が、赤線を引いたところをご紹介します。
*では、社員数100人までの会社の社長は何をなすべきか。
・会社の経営理念、経営ビジョンを明確にして、社長の考えを社内に浸透させること。
・社員が一丸となれるような施策を打ち出し、社長以下、全社員が気持ちをひとつにして、頑張って働ける環境を整備すること。
・会社の収益構造を社長自身が正しく認識し、事業を通じてお金を稼ぎ、会社にお金が残るようにすること。
これだけです。
*会社存続に絶対に必要なものは粗利でも営業利益でもなく税引き後当期利益
*利益とは、社員とその家族を守るコスト
利益は、企業の中に内部留保という形で蓄積されていきます。このお金は、非常事態の際に、社員を守るための原資です。社長は、「内部留保できる利益額を増大させること」を常に考えなければいけません。
なるほど、大成功した社長は上記のようなところに気を付けて経営をされていたんだなぁと改めて考えさせられました。
次回は、同じ書物の事業拡大のところをご紹介します。