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165億円の資産を築いた社長の愛読書 ③お金はあの世に持っていけない、その一

165億円の資産を築いた社長の愛読書の2冊目は、邱永漢氏「お金はあの世に持っていけない~相続対策できましたか~」です。

最近話題の「Die with Zero」に似たようなタイトルです。では、要点を以下にまとめましたので、参考にしてください。

貯めておいてもお金は残らない
年を取ると、人間はだんだんケチになる。若い時は気前がよかった人でも、無駄なお金は使わなくなる。どうしてかというと、働けなくなって収入が減っても、まだ生きていたらどうしようと心細くなるからである。
本当は死んでしまったら、もうお金はいくらあっても仕方がない。だから死ぬ前にきれいさっぱり使って死ぬのが一番いい死に方である。

最初から計画的にお金を使い、きちんと相続対策もやって、「立つ鳥跡を濁さず」でやればよさそうなものだが、それがそうも行かない。生まれてきた以上、いつか必ず死ぬに決まっているが、いつ死ぬかがはっきりしていないからである。

いつまで生きるか自分で決める
 お金を儲けるばかりで、お金の使い方を知らない人は「宝の持ち腐れ」をやっているようなものだから、浪費家の最たるものである。節約しているつもりが、結果として最大の無駄になる。そういうことになれば、それと気づいた人は今日からでも、心を入れかえて、「よく儲け、よく使う」ようにライフ・スタイルを変えなければならない。
 とは言っても、もちろん、使うより儲ける方が先である。使いたくても、使うお金がなければはじまらない。
 
 お金ができるためには異常な努力や克己心を必要とするから、肩の力が儲ける方にばかりかかって、使う方はどうしてもお留守になってしまう。あとは惰性でお金を使わないままに、一生を終わってしまう。

 あんまり長く生きると世間とのズレがますます激しくなって退屈してしまう。これが健康やお金よりも、私にとっては困りもので、生きる喜びを失ってまで生きておりたくはないと自分に言いきかせている。そうなると、男の平均寿命で死ぬくらいがちょうどいい。

 お金はあの世に持っていけない、その一で、皆さんはどのように感じましたか?165億円の資産を築いた社長は、現在、78歳です。以前のひまわりの会の勉強会では、77歳まで生きる前提だと聞いたことがります。決してぜいたくな暮らしはしていないそうですが、ひまわりの会の後は、毎回、ひとり銀座に向かいます。そのくらいでは、165億は使いきれないですね。

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